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2005年 07月 03日
バットマンというのはヒーローとしては異端なんだろう。この映画でバットマンが最初に登場するシーンを観てみればよくわかる。普通のヒーロー映画であれば光の中にその身をさらし、驚きあわてる悪人達を見下ろすところだろう。しかし、この映画では闇に姿を隠し、ひとり、またひとりと相手を狩ってゆく。ほとんどエイリアンかプレデターか、ヒーローというより”何か恐ろしい奴”として描かれている。DARK KNIGHTの二つ名は伊達じゃない。
旧シリーズではどこか現実離れした雰囲気が強かったが、今回はリアリティを出すことにこだわったことで、以前のシリーズとは全く別の映画とすることに成功していると思う。バットマンというと、ジョーカーやペンギンなど漫画的でハイテンションな敵役が特徴だったんだが、今回の敵役は渋い。特に気に入ったのはスケアクロウの冷たい狂気。今までに無くなんか本当にいそうで怖い。今までに無かったタイプといえば、もう一人ヘンリー・デュカードもまた、バットマンの悪役らしくないというか、ここまでまっすぐに自分の信念に基づいて動いているキャラクターってバットマンの世界じゃめずらしいんじゃないか? みんなどこか屈折しているやつらばっかりだったように思う。 旧シリーズでは最初はやはり闇のヒーローであったのだけど、ティム・バートンの手を離れてからは光の中に引き出され、魅力を失っていた。4作目があんまりの出来だったので実を言えば今回映画化されたと聞いてもあまり期待していなかったし、観に行くつもりもなかったんだけど、ruiner888さんのスタッフやキャストへの愛情あふれるエントリーや、denkihanabiさんの魅力を語ったエントリーを読んだら観たくなったのだ。お礼を込めてトラックバックさせていただきます。
by uchya_x
| 2005-07-03 21:44
| 映画
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