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2005年 10月 08日
第二巻収録のエピソードはどっちもかなり好きな話だ。思えば、このころからはまっていったんだよな。
五話と六話は受験のプレッシャーで不安になってしまった明日夢が、苦手な化けガニに立ち向かうヒビキさんの姿に自信を取り戻す話。この話は、最初に見た時に「なんだかあんまり特撮っぽくないな」という感想を持った。この話の一番のクライマックスって”帰りの電車の中で参考書を広げる明日夢”のシーンだと思うんだ。そのへんがちょっと違うと感じた理由。普通のヒーロー番組だったら、化けガニとの対決を一番のクライマックスにするはずなんだけど、(別にそのシーンが盛り上がりに欠けるわけじゃなく)戦いの部分もラストの明日夢のシーンのためにあるように感じたんだ。 七話と八話は、高校に合格した明日夢がヒビキさんに報告に行く途中で、ヒビキさんの同僚の鬼のイブキさんが化け物退治している現場に迷い込んでしまう。この時に明日夢が、イブキの弟子で同じ高校生のあきらと出会うのだけど、実はその前に、一度そうとは知らずに電車の中で顔を合わせている、ここで明日夢は彼女にちょっとした引け目を感じてしまうのだけど、それが迷い込んで再会したあとの彼女への接し方にも影響している。このあたりのエピソードのつなげ方が上手くて感心する。 現在の放映話数である34話の時点では、明日夢はヒビキの弟子にはなっていないが、聞けばもっと早い時期に弟子入りさせる案もあったそうだ。それはこの五話から八話での脚本にも少しその気配が見える。イブキさんが明日夢をヒビキさんの弟子と勘違いしたり、あきらと明日夢の出会いのエピソードなどもそろそろ弟子入りするんじゃないかと思わせるところがあった。このあたりで弟子入りさせていれば、明日夢と響鬼のストーリーが乖離してるという批判はかわせたかもしれない。 ただねえ、この時点では明日夢の側に強い動機が無いんだ。今のところ単純にヒビキさんに憧れているだけだから。そこを無理に弟子入りさせてしまえば、やっぱり不自然に感じたと思う。ひとつのエピソードを二話かけてじっくり描いていくというスタイルをとっているので、あんまりすっとんだストーリー展開にもできなかったろうし。 昨日も書いたように、仮面ライダー響鬼という番組は”大人の事情”というやつで路線変更してしまい、最初のころの雰囲気からだいぶ変わってしまっている。理由は色々あるようだけど、一つ大きなものとして、玩具の売り上げが芳しくないというのもあるようだ。そしてそれをもって、響鬼は子供向け番組としては失敗している、と言う人もいる。 でも、そうかな? 劇中で使われているギミックを子供が買うことが「子供向け番組としての成功」なんだろうか? その発想は少し貧しすぎるように思う。ここまで八話分見て、決して子供を置きざりにして、大人に向けてだけメッセージを発するようなことはしていない、と感じた。子供に向けて(も)作ってあると思うけどな。まあ、でも小学校入学前だとあんまりピンとこないかもね。
by uchya_x
| 2005-10-08 12:03
| 雑記
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