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2006年 11月 25日
原題「PASSING THROUGH GETHSEMANE」
ブラザー・セオ「許しは非常に難しいことだが、与えようと努力しなければならない、そうおっしゃいましたな」 ブラザー・セオの宗教者グループの中でも、特に模範僧であるエドワーズ。だが、彼がある日居室に帰ると、壁に「おまえたちに死を」という血文字が書かれていた。驚いたエドワーズはガリバルディを呼ぶが、そのときには壁の文字は消えていた。 更に、デレンの元にミンバリの信仰について教えを請いに赴いた帰り、通路で女性の悲鳴と、再び壁に書かれた「おまえたちに死を」という血文字を見る。そして、”チャーリーおまえが殺したんだ”という声を聞いて混乱したエドワーズは、口に黒薔薇をくわえた死体を見る。 身に覚えの無い記憶に苦しめられたエドワーズは、基地のコンピュータを使って自分の過去について調べる。実は彼は、連続殺人犯として逮捕され、人格消去刑によって過去の記憶を消されてから、ブラザー・セオの元に修道僧としてやってきていたのだ。 ガリバルディの調査によって、エドワードに記憶を取り戻させようとしていたのは、かつて”殺人者チャーリー”によって殺された被害者の遺族たちだった。シェリダンたちはエドワーズを救おうと彼を探すが、ひと足遅くエドワーズは復讐者の手にかかった後だった。 バビロン5の世界ではすでに死刑は廃止されていて、そのかわりに人格破壊刑というのがあることになっている。これは、それまでの記憶をすべて消去して、残りの人生を社会奉仕に捧げると言うもの。確かに命は奪わないけれど、一つの人格を無くしてしまうというのははたしていいのか? というところもある。 そして、今回はその破壊されたはずの人格が過去に起こした罪を被害者に咎められるというもの。こういうところに復讐というものの恐ろしいところがあるね。 ラストシーンでは、エドワード殺しの犯人が、人格破壊刑によってあたらしい人間として生まれ変わり、ブラザー・セオの元で修道僧として修業することになったことが分かる。彼に対して露骨に嫌悪感を表すシェリダンに対してブラザー・セオが行った言葉が冒頭のものだ。はたして私にそこまで言えるか? 信仰とはそれほど強いものなのか? というのはちょっと私には重すぎる。
by uchya_x
| 2006-11-25 16:42
| バビロン5
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